偽物の見分け方

ローズ・アブソリュートは、バラの花を溶剤抽出法で精製したオイルです。花を揮発性の溶剤に漬け込んで成分を溶かし出したのち、溶剤を揮発させ、ワックスなどを取り除くという工程を経て残ったものが、アブソリュートと呼ばれます。
バラの場合は、オイル精製に多く用いられる水蒸気蒸留法では大量の花が必要になってしまうため、たいていはこの溶剤抽出法が用いられます(ただしローズ・オットーは水蒸気蒸留法で作られます)。アブソリュートは花の成分を丸ごと溶かし出すため、花の香りが凝縮されたような、非常に豊かな香りが特徴です。
しかし、オットーほどではないものの、ローズ・アブソリュートも作るためにはたくさんのバラの花が必要であり、精製されたオイルは必然的に大変高価なものになります。そしてそのため、どうしてもまがい物のローズオイルが、100%のローズオイルとして販売されることになります。
ゼラニウムやパルマローザなど香りの似ているオイルを混ぜたり、科学的に合成された香料を混ぜているものすらあるのが実状です。こうしたオイルは当然、ローズの持つ本来の機能は望めません。購入するときは価格だけではなく質をきちんと見極めることが大切です。
まず、あまり安価なオイルは避けましょう。そしてアブソリュートは色素も溶出されるため色がついているのが普通です。そして偽物との一番の違いは低温で固形化するという特徴があることです。確かめるときは冷蔵庫に入れてみてください。冷蔵庫の低温でも固まらず液状のままであったら、質はかなり疑わしいと考えるべきです。
低温で固まったオイルは手のひらで温めると液状に戻ります。

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